社長ブログ

香川県の緊急事態宣言を受けてー事業者・経営者にできることは何か?

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新型コロナウィルス関連報道もちきりの中,また衝撃的なニュースが飛び込んできました。

「大恐慌以来,最悪の不況を
経験する可能性が高い」

4月14日に公表されたIMF世界経済見通しです。

世界大恐慌,1929年に始まり,1930年代後半まで続いた,深刻な経済恐慌のことです。
昔,歴史の教科書で学んだことを覚えています。

リーマンショックの時の落ち込みがマイナス0.1%だったことを考えると,マイナス3.0%の成長率予測(2020年世界経済)がどれ程深刻かは想像に難くありません。

ここ日本では国家緊急事態宣言が発出され,7都府県が対象区域となり,そのすべてで特定の事業を対象とした,休業要請に踏み切らざるを得なくなりました。
また自治体独自の緊急事態宣言も出始めました。

ここ香川においても4月14日,浜田知事が緊急事態宣言を行いました。
県内での感染者急拡大を受けての措置です。
「状況は極めて厳しい」との危機感の表われでしょう。

こうした中,事業者の皆様におかれましては,本当に厳しい先の読めない日々が続いていることと存じます。
夜もおちおち眠れない,との声を聞きます。
自分だけではないとわかっていても,社員やその家族のこと,もちろん自分の生活など,考えれば考えるほど,心が折れそうになって当然です。

事業経営はある意味,平時でも「戦い」ですが,今は正真正銘,「戦時下」といえるかもしれません。
戦いに勝つには,自分の置かれている状況を見極め,できるだけ冷静に平常心で事態に立ち向かうことが肝要です。

経営者,事業者の皆様にエールを送りつつ,今,何ができるかを考えてみましょう。

1.自分たちの事業の強みを見失わない。
2.柔軟な思考で代替策を考える。
3.国や自治体が差し伸べる給付を確実に受ける。

この3点について,明日以降のブログで考察してみたいと思います。

経営者の皆様,希望を見失わないことです。
90年前の苦難を乗り越えてきた経営者も,また多くいたことは事実です。

制限が緩和されつつあるオーストリアでは,創業130年の老舗洋装店が,ひさびさにお店を開きました。
つまり大恐慌を乗り越えてきたお店という訳です。
暗いニュースばかりの中,励みが得られるニュースです。

トンネルの先の光をみつめて,今日一日,できることを行っていきましょう。

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